京都御苑の中では、近衛邸跡の糸桜の次に咲きだすのが、「出水の小川」前のこの枝垂桜である。
この南側は、ユキヤナギの生垣と化していた。
一方、1週間前にお参りした上賀茂神社では、一の鳥居の横に一本咲いているだけで、
境内の枝垂桜は眠ったままであった。
ジャパンが1次リーグを突破して決勝トーナメントに進出し、日本中に「にわか」ファンが増えて熱狂したラグビーワールドカップ2019から早くも半年が過ぎようとしている。
ボランティアとして花園ラグビー場で2試合、てんしば(天王寺のパブリックビューイング)で1試合担当したので、忘れないうちに思いついたことを書き記す。
「4年に一度じゃない、一生に一度だ」というキャッチに魅かれて、定員の3倍もの人がボランティアに応募した。説明会は3,4回あったような気がする。立派なマニュアルを何冊も貰ったが、なにより英語が多発されていたのには驚いた。
一番最後はスタジアムの中での説明会。終わってから施設見学の特典付き。ワールドカップ仕様のロッカーになっていた。
シャワールームは意外と小さい。
活動中に昼食として提供された「ワールドカップ弁当」!?これらを含めて、ボランティア運営組織の概要が全く見えなかった。行政の人も数多くいたようだが、多くはイベント会社の人間。たまたま担当してくれた人に聞いたら、アルバイトの派遣社員だった。多分孫請けの又その下かも知れない。
現場でクレームがあっても、だれが責任者か分からない状況であった。
活動終了後にもミーティングがあり、記念品らしきものをたくさんいただいた。
これは活動の際に着けていた腕章。リポビタンDはおまけ?
これはナミビアの応援団がくれたグッズ。わざわざこのような応援グッズを持って日本まで応援に来ている人が他にもたくさんいた(オリジナルTシャツが多かったが)。ワールドカップというのはこういうことを言うのだろうと思った。
RWC2019組織委員会の決算発表はあったのだろうか?ボランティアの部分だけでも知りたいものだと、余計なことを考えてしまう。
古来陰陽道では、北東(艮)の方角は鬼が出入りする方角として、また対角線の南西は裏鬼門とも呼ばれ、ともに忌み嫌われていた。
鬼門から鬼が入らないようにと、平安京では北東の守護として比叡山延暦寺が建立され、裏鬼門には石清水八幡宮が当てられた。
庶民の家でも様々な工夫がなされ、鬼の嫌がる柊の木を植えたり、難を転ずるとして南天を植える家も多い。
現代でも京都の街なかにはいたるところに鬼門除けを見ることが出来る。
そんな中、ここではちょっと変わった鬼門除けを載せていきたい。
まさに都の艮にあたる場所に建つ家に鬼門除けが施されている。町中と違ってちょっとした街道沿いであるのも興味深い。
こういうところまで、しかも比較的新しい家にも施されているのが、鬼門除けを研究するものとしては堪らない。