間之町夷川Jan'21

京都の町家には、出窓風のショーウィンドーとも呼ぶべき空間を持っているところが多い。 その中でも特に商売とは関係なさそうなものに注目してみる。f:id:mfujino706:20210121101904j:plainf:id:mfujino706:20210121101851j:plain
シンプルだが力強い。
これなら庭のナンテンと松を使って、我が家でも出来るかな!?f:id:mfujino706:20210121101919j:plain

妙覚寺

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織田信長の京都での宿舎は本能寺が有名だが、実は妙覚寺の方がよく利用されていたというのを、大河ドラマ麒麟がくるで知った。
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これだけ広い境内なら織田軍の宿舎としては適任かとも思ったが、
高札によると秀吉の天正の地割によって現在の地に移ったことになるので、勘違いであることが分かる。
元は二条衣棚に在ったというから、蛸薬師油小路に在った本能寺とは近所だったことになる。
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この塔頭の建物はユニークである。
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別の塔頭には狩野元信のお墓があるらしい。
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室町時代には京都の町衆の間で日蓮宗が盛んだったが(洛中に21本山があった)、
天文法華の乱でことごとく焼き払われた。これはそれの記念碑かも知れないが、裏面を確認できなかったので詳細は不明である。

花園寺ノ前町

古来陰陽道では、北東(艮)の方角は鬼が出入りする方角として、また対角線の南西は裏鬼門とも呼ばれ、ともに忌み嫌われていた。

鬼門から鬼が入らないようにと、平安京では北東の守護として比叡山延暦寺が建立され、裏鬼門には石清水八幡宮が当てられた。
庶民の家でも様々な工夫がなされ、鬼の嫌がる柊の木を植えたり、難を転ずるとして南天を植える家も多い。

現代でも京都の街なかにはいたるところに鬼門除けを見ることが出来る。
そんな中、ここではちょっと変わった鬼門除けを載せていきたい。
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郊外で必ずしも碁盤の目状の区画ではないところにも、鬼門除けが施されているのを見つけるのは楽しいことである。f:id:mfujino706:20201223120930j:plain

妙心寺大方丈

ミンナソラノシタ
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を立ち上げ、臨済宗大本山妙心寺の大方丈(重要文化財)をお借りして講演会を開催する。
3月7日(日)14時から16時まで。zoomでも参加できるのがうれしい。
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妙心寺の方と打ち合わせをするミナソラの代表

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通された部屋で目についたのが愛宕神社のお札。
聞いたところによると、毎年幹部の方が愛宕さんにお詣りし、塔頭の分も含めて授かってくるそうな。
広い境内に塔頭が46あるのにも驚いた。

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お坊さんの靴。初めて見た、何て呼ぶのかな?

いまでもホテル建築ラッシュ!?

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地下鉄丸太町駅に新しいホテルが間もなくオープン。
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3軒先では建設中(多分ホテル)。
ここ以外にも、京都市内では至る所でホテルを建築中である。その数多分2ケタになるだろう。
勿論工事申請の看板だけで凍結中の物件もあるが、今から作って大丈夫かなと思う。

個人的には2018年の時点でオーバーホテル状態を危惧していたのに、いまだこの状況。
ある意味進むのは簡単だが、立ち止まるのは難しいのだろうか?