牛尾観音

f:id:mfujino706:20201101121634j:plain
昨秋のことであるが、醍醐から高塚山を越えて石山寺までハイキングした時のこと。高塚山を下り切った場所に立派な門のお寺が。f:id:mfujino706:20201101121714j:plain
この門は最近になって建てられたもの。
f:id:mfujino706:20201101122918j:plainf:id:mfujino706:20201101132246j:plain清水寺奥の院という言い伝えもあるそうだ。f:id:mfujino706:20201101132445j:plain
金生水(根性水?)で口を潤して、再び山道を登って行った。

みすや針

f:id:mfujino706:20201205113701j:plain
その昔、東海道を江戸から京都へ上ってきた旅人が、終点の三条大橋を越えてこの店を目指したと言われている。その当時の京都土産の定番だったようだ。
数年前に立て替えられて三条商店街に面したところはビルになり、店舗は奥庭に移った。
f:id:mfujino706:20201205113816j:plain
この狭い通路を抜けた先が店舗になっている。
f:id:mfujino706:20201205113756j:plain
f:id:mfujino706:20201205113726j:plain
和裁に使うその名もみすや針が400年続く名物である。因みに現当主で18代目になるそうな。f:id:mfujino706:20201205113713j:plain

時節柄、この様な看板が必要とされるのだろう。

石田内里町

古来陰陽道では、北東(艮)の方角は鬼が出入りする方角として、また対角線の南西は裏鬼門とも呼ばれ、ともに忌み嫌われていた。
鬼門から鬼が入らないようにと、平安京では北東の守護として比叡山延暦寺が建立され、裏鬼門には石清水八幡宮が当てられた。
庶民の家でも様々な工夫がなされ、鬼の嫌がる柊の木を植えたり、難を転ずるとして南天を植える家も多い。
現代でも京都の街なかにはいたるところに鬼門除けを見ることが出来る。
そんな中、ここではちょっと変わった鬼門除けを載せていきたい。


地下鉄石田駅から日野法界寺に向かう道路沿いで立派な鬼門除けを発見。
南西の角を欠いて、そこによく手入れされた大きな柊を配している。
洛中から東山を越えた山科の地にも鬼門除けの考え方が根付いていることは新鮮であった。

明智風呂

f:id:mfujino706:20080506122949j:plain
妙心寺境内に明智風呂と称する浴室が存在する。
以前公開されたときに見学したが、風呂と言ってもサウナのようなもので蒸し風呂と呼ぶのに近いかもしれない。
f:id:mfujino706:20201223114148j:plain
明智光秀の菩提を弔うために密宗和尚が作ったと伝えられ、明智光秀とは直接関係はない。