昨秋のことであるが、醍醐から高塚山を越えて石山寺までハイキングした時のこと。高塚山を下り切った場所に立派な門のお寺が。
この門は最近になって建てられたもの。
清水寺の奥の院という言い伝えもあるそうだ。
金生水(根性水?)で口を潤して、再び山道を登って行った。
若宮町Jan'21
京都の町家には、出窓風のショーウィンドーとも呼ぶべき空間を持っているところが多い。 その中でも特に商売とは関係なさそうなものに注目してみる。かわいらしいお人形さんである。
願照寺Feb'21
今回は五七五の調べになっている。手法を変えたのだろうか?
石田内里町
古来陰陽道では、北東(艮)の方角は鬼が出入りする方角として、また対角線の南西は裏鬼門とも呼ばれ、ともに忌み嫌われていた。
鬼門から鬼が入らないようにと、平安京では北東の守護として比叡山延暦寺が建立され、裏鬼門には石清水八幡宮が当てられた。
庶民の家でも様々な工夫がなされ、鬼の嫌がる柊の木を植えたり、難を転ずるとして南天を植える家も多い。
現代でも京都の街なかにはいたるところに鬼門除けを見ることが出来る。
そんな中、ここではちょっと変わった鬼門除けを載せていきたい。
地下鉄石田駅から日野法界寺に向かう道路沿いで立派な鬼門除けを発見。
南西の角を欠いて、そこによく手入れされた大きな柊を配している。
洛中から東山を越えた山科の地にも鬼門除けの考え方が根付いていることは新鮮であった。