たぬき(うどん)


冬の寒い季節の大好物といえばたぬきである。
わざわざたぬき(うどん)と付けなくていいのかもしれないが、大阪ではキツネそばのことをたぬきそばと言い、東京では天かすの入ったのをたぬきそばと呼んでいるので、京都人以外の人のためにあえて付け加えた。
京都のたぬきは、九条ネギたっぷりのあんかけきつねうどん(きつねはきざみの場合が多い)であり、上に乗っているショウガを混ぜて食する。熱々のあんかけにショウガとくれば温まらないわけがない。その上にお出汁(羅臼昆布を使用)がいい仕事をしているので、毎日でも食べたくなる。

↑わたつねのたぬき


京都の人には人気のたぬきであるが、チェーン店のメニューにはなく、食べたくなる時は町の食堂を探す。
京都駅八条口にほど近い東寺道に面した食堂殿田はガイドブックにも載っているようで、昼時には観光客で満員であった(残念ながら写真は撮り忘れた)。

エレベーター・京都市役所


財政難の折、500万円もする漆塗りのエレベーターを作ってどないするねん、という声もあるが、
美しさや地場産業の振興という点を考慮してみれば、悪い話ではないと思う。

卯年・岡崎神社


東天王社とも呼ばれる岡崎神社は昔からうさぎが神さんのお使いとされ、境内にうさぎの彫刻がいくつかある。そのため卯年に当たる今年の正月は初詣客で大賑わいで、丸太町通りに長蛇の列ができていたと報道されていた。

混雑を予想して昨年末にお参りしたが、それでも多くの参拝客で活気づいていた。
鳥居をくぐって

参道に差し掛かると先ず一対がお出迎え。

本殿の前にも、、、。


参拝客が奉納していったのだろうか、うさぎのオンパレードである。

東村山


師走27日に東京日帰りの用事があり、お約束の富士山の写真をアップする。

用件は東村山市在住の親しい友人の弔問である。
彼とは同期入社で同じ営業部、20代後半に仙台営業所で共に働いて以来の50年以上の付き合いであった(過去形になるのが悲しい)。
独身の彼と奥様との馴れ初めも近くで見てきたし、それ以来家族ぐるみの交友が続いた。
今年はもう一人親しい友をなくした。彼も同期入社で、独身の頃から仲良くしていただき、こちらも家族ぐるみのお付き合いであった。そんな年回りと言えばそれまでだが、大変残念でショックな年の瀬である。