大晦日と四葉のタクシー

いろいろやることはあるのだが、なにはさておきお墓参りに行く。
我が家と同様お墓も一年の垢を落とすべく大掃除をするのである。

うちのお墓は東大谷さんの16区にある。平安時代からの葬送の地である鳥辺山につながるこの墓地には何基のお墓があるかは分からないが(区分けは30区までありその他新1区等たくさんある)大晦日というのに大勢の人がお参りをしてはった。つくづく京都の人は信心深いと思った。

出かけに丸太町通りで近所の人がタクシーを止めていた。それだけでは何てことない光景だが、止ったタクシーを見てびっくりした。うわさの葵タクシーの四葉マークであった。なんでも1200台中4台しか走っていないのが目の前にあったからだ。

以前テレビで四葉のタクシーを探す番組をやっていたが、その時は5時間掛けて漸く見つけたのを憶えている。普段は祇園近辺しか流していないはずだが、これも年末ゆえか?

昨年の夏休みに、後輩の窪田君一家が入洛されたとき祇園で偶然四葉のタクシーをキャッチできた。
お嬢さんは新学期に、夏休みの思い出として四葉のタクシーのことを一番に話したそうな。
タクシーに乗って乗車証明書をくれるのはここだけである。