中山競馬場VIPルーム

mfujino7062007-03-04

友人のM君の斡旋で、中山競馬場のクリスタルルームで競馬を観戦する企画があり、滅多にない機会なので早朝の新幹線で出かけた。

集まった仲間は、学生時代に住んでいた競馬場近くの学生寮のOBとその家族で、伝説の大先輩も多数参加されていた。
不思議なもので、同じ寮に住んでいたという共通項だけで、初対面でも大先輩でも旧知のように打ち解けて話すことができ、40年の空白を感じさせなかった。

行くまでは競馬そっちのけで歓談しようと思っていたが、やはり独特の雰囲気がありレースに熱中する羽目に。生まれて初めて競馬新聞を真剣に読んだがよく分からず、結局勘で買ったのがそこそこ当たった。しかし、VIPルームの客とは思えぬ少額投資のためリターンもわずかで、新幹線代を稼ぐまでには至らなかった。2つ隣の部屋には大魔神佐々木投手がいて、買うときも何枚も万札を出し、当たりもJRAの帯封がついた百万円の束を貰っていたそうな。すべからくギャンブルは金持ちが儲かるようにできているらしい。
最上階から競馬を見るのは一瞬ブルジョアの雰囲気にさせてくれるが、所詮庶民であることを自覚せざるを得なかった。


その後おけら街道(競馬に負けた人々が駅まで歩いて帰るから名付けられた)を通って懐かしの町並みを見て、駅前の懐かしい店で一杯と相成った。帰りの新幹線の関係で途中退席したが、その後も大いに盛り上がったらしい。

大変楽しい充実した一日で、また経験したいと願っている。