赤松小三郎遭難の地


東洞院通魚棚を下ったところにこの碑がポツンと建っている。慶応三年九月三日にこの地で暗殺され、その記念として出身地の信濃上田の人たちが建てたとある。どういう人物かは知らなかったのでネットで調べたところ、上田には赤松小三郎顕彰会なるものまであり、郷土の偉人とされている。死後50年ほどして従五位を賜っているが、それほどの功績だったかどうかは知らない。
因みに暗殺者は中村半次郎桐野利秋)であるが、赤松が薩摩藩で兵法を教えていたことを思えば、藩命による暗殺かもしれないと唱えている人もいるようだ。