東京新聞社会部記者にして、映画「新聞記者」のベースとなった「新聞記者」の原作者の講演会が、コープ自然派主催で先月末にあった。
Zoomでの参加も可能だったが、一度本物を見てみたいと思い会場で参加した。この人の名前が一躍有名になったのは、当時の菅官房長官の記者会見で、「お答えになってないから、何回も聞くのです」と確か18回質問をぶつけた頃からではないだろうか。その後記者会見で手を挙げるものの指名されず、たまに質問すると「あなたに答える義務はない」と切れた菅氏に無視されていた。
「菅政権とネポチズム~破壊される民主主義」と題され(ネポチズムとは縁故主義)、モリカケ、サクラから最近の森氏の暴言の他、今取り組んでいる外国人労働者の問題まで多岐にわたった。
クールそうに見える外見からは想像できない、身振り手振りを交えたマシンガントークの150分であった(予定を30分もオーバーした)。大阪のおばちゃんの講演を聞いているようで面白かった(彼女は40代半ばで、失礼かもしれないが)。