西国街道・中小路家住宅


京都市の西南隣に向日市(むこうし)という人口6万人弱の小さな市がある。市の面積は7.72㎢で、西日本一小さな市と言われている。
歴史的には、平安京に都が遷る前10年間長岡京があった土地で、今も大極殿跡など多くの史跡が残っている。
この地には江戸時代に、東寺を起点として高槻や西宮を経由して下関まで通じる西国街道が整備されていて、今もその名残を各所で見ることができる。

この地に400年間住んでいる中小路家住宅。

幕末には聖護院門跡領の庄屋を務めていたことが思い起こせる立派な五月人形である。



柳谷観音への分岐に立つ立派な灯篭。

ヘアサロンのドアに貼られているポスターに注目したい。