御土居


「千年の都」である京都市内は、どこを掘っても遺跡が出てくる。
ここ、西大路御池東南は、弥生時代の西ノ京遺跡、平安時代平安京跡、そして安土桃山時代御土居跡が重複する地点であり、関連遺構・遺物の検出が予想されている。


西堀川という人工の水路が流れていたとは、この看板で初めて知った。


この地の御土居はすでに削り取られているが、西土居通という地名は残っている。
洛中と洛外の境の場所である。

ここから少し北に上がると、御土居そのものが残っている場所がある。

市五郎大明神・御土居 - 藤野正弘の京都まち暮らし