インドネシア異聞・最終回


ジョクジャの野外劇場で行われた舞踏劇で演目はラーマヤーナ。インドの叙事詩と習った記憶があるが、この地はもともとヒンズー教であったことに関係があるのかもしれない。


それほど大掛かりでなくとも、大きなレストランやホテル、あるいは王宮といった観光地では、必ずガムラン音楽が演奏されている。最初はもの珍しかったが、最後の方は眠くなるような物憂い旋律である。

足つぼマッサージも結構盛んで、この店のそばにもいくつかあった。地元の日本人や韓国人が多いらしく、S君の会社の社長や友人も来ていた。初めて受けたがとても痛かった。

乗換えで降りたバリ島デンパサール空港にある郵便ポスト。インドネシアの郵便ポストがすべてこの通りか、あるいはバリだから異国情緒をかもし出しているのかは知らないが、バリやジャカルタの空港もビルディングではなく南国風に作られていた(と少なくとも僕は感じた)。
これでひとまずインドネシアの話は終わることとする。