京都弁護士会主催緊急府民大集会


京都弁護士会と日本弁護士連合会(日弁連)という
法律の専門家集団が主催する
「平和安全保障法制の今国会での成立NO!緊急府民大集会」なる集会に
友人と3人で行ってきた。
会場は円山公園野外音楽堂。4500人の参加者がいたとのこと。
組織の旗もいくつかあったが、大部分は我々のように気軽に参加した人だと思う。

お馴染小林節さんの話である。
ついこの前までこの人は自民党寄りの論客であった。
「昔は憲法9条は嫌いだったが、今は好きになった」と笑いを誘っていた。

話の趣旨:
1.立憲主義とは、神ならぬ本来的に不完全な人間が、預かる権力を乱用しないように
上位法で枠をはめる原則である。

2.法律を改廃できる立場にいるもの(政権)を統制する方である以上、
改正の条件が法律より厳しくしなければならない。
それを緩和しようという提案は権力者の禁じ手である。

3.新安保法案は明白に違憲である。

各政党の代表者による話があったが、心に響いたのは
SEALsや安保関連法案に反対するママの会などの若い女性たちの発言であった

集会後はパレード(デモではなく)で京都市役所前まで歩いた。
昔と違って、肩肘の張らない楽しいイベントであった。