都をどり2017

南座が耐震工事のため使えないので、今年の都をどりは春秋座で開催されている。

はて、春秋座とはどこにある?とお思いの方もおられると思うが、
北白川の京都造形芸術大学内にある立派な劇場がそれである。

この急な階段は若い学生にとってはどうってことないだろうが、
着飾った観客や芸舞妓さんにとっては大変かもしれない。

学生部などの事務室と同じ建物内に位置し、
舞妓さんと学生さんが混在する珍しい風景が見られるのも今年だけかもしれない。

芸妓さんによるお点前に付き物の都をどり専用の菓子皿。
柄は変わらないが色が異なるので、毎年集めている人もいると聞く。

場内は撮影禁止でご覧いただけないが、舞妓さんを伴った観客が3組ほどいた。
花街を支える、こういう旦那衆が健在なことは喜ばしいことである。