般舟院陵


京都の街中を歩いていると、思わぬ場所で「御陵」に出くわすことがある。
平安時代以来、歴代天皇は鳥辺野や嵯峨野に埋葬されていることが多いが、後土御門天皇といえば室町時代応仁の乱前後の人で、この時代この場所(今出川千本)は決して辺鄙なところではなかったと推察するが、果たしてどうだったのだろう。

それにしても多くの皇族(主に皇子や皇女)が埋葬されているものである。