九重連山・中岳・久住山




九州の山は、急峻な岩場が迫る北アルプスなどとは違い、雄大である。法華院温泉小屋を後に山道を登っていくと、余り見慣れぬ光景の間を縫って、中岳(九州本土最高峰)、久住山の頂上に到達することが出来た。


途中この花が咲いているのをよく見かけたが、桔梗の一種かなとも思うが、名前は分からない。いつも思うことだが、花の名前、鳥の鳴き声、夜空の星のことをよく知っていれば、山では人気者間違いなしだが、残念ながらどれ一つ持ち合わせていない。



我々の山行きは単に登るだけではなく、「下山しておいしいお酒を飲むために汗を流す」登山を旨としている。そのために行程は一日余分にかかるが、今回は人気の黒川温泉に。いつもはこんな立派な宿には泊まらないのだが、なぜか今回は特別のようであった。
2010年年賀状の写真は、この中の一枚をあしらったものである。