アートな現場

変わり鍾馗さん

鍾馗さんもここまで来ると単なる魔除けではなく、 意匠(デザイン)として使われているような気がする。

カステラ・ド・パウロ

北野天満宮の近くで知人と打ち合わせをすることになり、この店へ。ポルトガル人のパテシエがオーナーで、結構有名な店らしいが全く知らなかった。 例によって、京都以外の客が多いような気がした。

下御霊神社・笑う狛犬

一見して笑っているようには見えないかもしれないが、こちらと比較すれば分かっていただけるかもしれない。明日はこの神社の祭礼がある。

walden woods kyoto

公園の前に白塗りの建物が出現した。 どこを見ても看板や店の名前が見当たらないので、名前を確認するのに往生した。中に入って話を聞くと、今年冬にオープンしたおしゃれなカフェだということが分かった。1階でオーダーして2階に上ると、そこにはテーブル…

地下の小さな生地屋さん

国内外の高級な生地をできるだけ安価で提供するために、 専属の店員がいないという特殊な営業形態をとっていると看板に書いてある。接客は隣の理髪店の人がするらしい。東本願寺にほど近い烏丸通に面している。

青もみじ・光明寺

西山浄土宗総本山にして、名だたる紅葉の名所である粟生の光明寺。 秋のシーズンには押すな押すなの境内だが、今はひっそりとしている。この参道が特にきれいで「もみじ坂」と呼ばれている。 奥に見える薬医門が絶妙なアクセントになっている。本堂に続く道…

雛飾り

4月18日は旧暦の3月3日に当る。 というので、今日までお雛さんを飾っておいた。妻の祖母のお雛さんというから明治初年頃の物ではないかと思う。今年新たに、曾祖母のお内裏様とお雛様が加わった。多分江戸末期の物ではないだろうか。 比べてみてもお顔の…

立蔀・春浦院

46あるという妙心寺の塔頭の一つである。立蔀(たてしとみ)と言って、門から直接屋敷内が見えないように目隠しをする衝立のようなものである。 この言葉を最初に聞いたのは冷泉家であったが、 こちらのお寺の立蔀は冷泉家のそれより手が込んでいて、かつお…

額縁門・天寧寺

先月のまち歩きで訪れた天寧寺。 額縁門で知られ、雪を被った比叡山がきれいに収まっている。 額縁を外れるとこのような景色である。過去の記事の方が良く分かるかもしれない。

凍てる蹲

薄っすらとした積雪でも絵になることに気が付いた。結構分厚く氷が張っていた。

冷泉家慶事

先月のことであるが、冷泉家時雨亭叢書100巻の刊行記念と冷泉貴美子さんの古稀の祝いを兼ねた祝賀会があった。 ふとしたご縁で貴美子さんとお知り合いになり、時雨亭文庫の会員にもなったので出かけてみた。100巻の完成には相当な時間と経費を費やしたが、朝…

ザ・リッツカールトン京都

12月5日の国際ボランティアデ―に合わせて、ザ・リッツカールトン京都では クリスマスXブレックファーストというイベントが行われた。無料で朝食を味わえるのと引き換えに、福島の子どもたちのためにプレゼントを一品持ってくるというもの。 一番乗りは若い女…

東福寺・八相の庭

重森三玲の作としてあまりにも有名な東福寺方丈の八相の庭。 方丈の東西南北に庭が配され「八相成道」に因んで八相の庭と称する(パンフレットより)。 東西南北の庭はそれぞれ趣向が異なっているところが妙である。重森三玲の作としては、この他に東福寺塔…

ザ・リッツカールトン京都

ザ・リッツカールトン京都の中庭では見事な紅葉を見ることができる。 聞くところによれば、見頃は結構長いようである。 ホテルの横の鴨川では、ブライダルの写真撮影が行われていた。 近年京都の街ではこの様な光景を見かけるのは珍しくないが、 その大部分…

国宝展

開館120周年の京都国立博物館で開催されている国宝展。 「ぜんぶ国宝、純度100%」という浮ついたキャッチコピーはいかがなものかと思いながら、 平日の午後に出かけた。2年前に開催された琳派展では1時間ほど並んだが、 今回は特に並ぶこともなくスムーズ…

室生寺

関東からのお客様グループ諧の皆さんのお伴をして、室生寺まで。 京都の社寺の喧噪を見慣れているだけに、参拝客は少ないと感じた。有名な五重塔とその階段も、人が入らずに撮影することが出来た。皆さん思い思いの場所で写生している。奥の院の懸崖造り。ど…

グループ諧

先輩の宮田画伯は関東で3教室を持っておられ、 その中の優秀な生徒(といってもご高齢の方が多い)を引き連れて、 2年に一度京都に写生旅行に来られる。毎回舞妓さんをスケッチするのが通例になっており、 今回は神泉苑平八での写生会&宴会であった。10分…

かかし街道

奈良の長谷寺近く、田んぼの中に精巧なかかしがいた。 バスの中からなので上手く撮れなかったが、これ以外にも道の両側にたくさんいた。こうなると芸術の域である!?

内藤提灯店

晴天の日は、提灯を乾かすのに絶好の日なのだろう。 東本願寺の門前町なので、各地のお寺から依頼があるのかもしれない。浄土真宗法泉寺といえば、我が家の菩提寺である。 似たような名前のお寺が全国にあるかもしれないが、 明日月参りに来てもらうので、提…

冷泉貴美子さん個展

ある方から教えてもらったので、冷泉さんの個展に出かけた。 冷泉家と言えば和歌の家で、和服姿の冷泉さんを見かけることが多いので、 てっきり日本画とばかり思いこんでいたが、油絵だったのには驚いた (後から入場してこられた方も全く同じ感想を述べてお…

乞巧奠

昨日8月28日は旧暦の7月7日にあたり、 藤原俊成、定家を祖とする冷泉家で乞巧奠が行われた。 牽牛・織女の二星に、種々の供物をし、蹴鞠、雅楽、和歌などを手向けて、 技が巧みになるようにと祈る七夕の儀式である。 京都新聞記事より冷泉家時雨亭文庫の会員…

オルセー美術館リマスターアート展

「自画像」(ゴッホ)オルセー駅を改装して美術館としたのが1986年と言うからそれ程歴史は古くない。 印象派を数多く所蔵し、パリではルーブルに次いで有名だと個人的には思っている。その所蔵品を3年かけて日本人がレプリカを作成した。 世界で唯一オルセ…

古関裕而モニュメント

福島駅前の古関裕而さんのモニュメント。古関さんと言えば戦前から多くの作曲を手掛けた方で、そのジャンルも 歌謡曲、戦時歌謡、校歌など幅広い。 晩年のオールスター家族対抗歌合戦の審査員としての穏やかな語り口が印象に残っている。このモニュメントで…

この世界の片隅に

映画館でアニメの映画を観るのは、「風立ぬ」以来である。 開演1時間前にチケットを買ったが34番目で、人気の高さに驚いた。 平日昼間にも拘らず、客席はほぼ満員。高齢者だけでなく、若い人もかなり来ていた。いい映画だったが、「ハンカチを何枚も用意しな…

ハマナカ

手芸糸で有名なハマナカ本社玄関前である。北村西望といえば、確か長崎平和祈念像を造った彫刻家だと思う。 どういう因縁、関係があるのだろうか?

節分・おばけ

「おばけ」を観るために、とあるお茶屋さんに上げてもらった。 花街の芸妓さんはこの日のために、何か月も前から企画を考え、 練習しているのである。彼女たちにとって一番の楽しみのようである。とはいえ、今年は祇園町でも5組しかなく、この行事(遊び)を…

京都地裁裏玄関

この前はしょっちゅう通っているが、このような美しい風景は初めて見た。 普段は人の出入りが激しいから気が付かなかったのかもしれないが、 正月だから見られる現場かも知れない。

カサブランカ・京都シネマ

京都シネマでワーナーブラザース特集をやっている。 ベンハーやエデンの東、俺たちに明日はない、ダイヤルMを回せ、、、。 並み居る名作の中で、カサブランカを観るために出かけた。お目当ては3つあった。 1.イングリッド・バーグマン 10歳ほど年長の先輩か…

フォレスタコンサート

フォレスタのコンサートを観るため、宇治まで出かけてた。 JR奈良線は予想に反して混雑していて、みんな伏見稲荷に行くのかと思いきや、 次の駅東福寺で大半が下車した。 時期は紅葉真っ盛り、屈指の名所である東福寺なら納得である。コンサート会場に入って…

しまだいギャラリー

町を歩いていると、もと造り酒屋の建物と真っ赤な装飾の対比が目に飛び込んできた。 Brandに疎い身でも、Chanelは分かる。期間限定のshopらしい。