花だより
1週間ほどの前の写真であるが、京都御苑内では 至る所で季節を感じることができる。何よりも、誰でも自由に出はいりできる広大な公園であり、 どこぞの「紅葉の名所 ○○堂」のように、 拝観料1000円也を払わなくても済むのも気持ちのいいものである。
崇道神社参拝の帰り道、鮮やかな紅葉に誘われた。 その主はどちらかと彷徨ううちに、この門の中であることに気が付いた。遠慮しながら中に入ってみると、全面の紅葉に囲まれたお庭に出た。侘びた山荘なのか、はたまたお寺なのか、思案しながらも 紅葉を愛で…
比叡山の麓、八瀬は紅葉の名所として知られているが、 その名声をさらに高める場所が出現した。長らく実業家が所有していた数寄屋風の屋敷を 10年ほど前宗教法人が買い取り、瑠璃光院と名付けた。一般公開をするのは2年ぶりとかで、しかも2週間だけ。 山門を…
この3連休は、京都が1年で一番混む時期である。 街中はいたるところに人や車で溢れかえっている。 渡月橋や東福寺通天橋の上に、人が鈴なりになっている 写真が配信されていた。市内を抜けて宇治あたりへ行けば多少混雑が緩和されているかもしれない。 平成…
この神社は桔梗を売り出し中である。 例の門前の紛争はまだ収まっていないようである。
先週のことであるが、名古屋からの友人を伴って 鷹峯を訪れた。紅葉にはまだ早いはずであるが、有名な光悦垣を取り囲むように植えられた楓が一部色づいていたのは嬉しかった。市中と違って訪れる観光客も少なく、何より最近日本を席巻している隣国の集団がい…
これは藤棚ではなくムラサキシキブである。 この様に大がかりに枝垂れているのは珍しいとある植木職人が語ってくれた。 紫式部のお墓にはこの花が似合うのは当然か⁉ ここは、30年ほど前の記憶では宝篋印塔があるのみであったが、 いつの間にかこのように整備…
この花が終われば、ブルーベリーが紫の実をつける。例年ならば食卓に上る前に、大半が鳥に食べられてしまうのだが、 今年は例の鷹の影響か、雀を初めとして野鳥が全くやってこないので、 ひょっとして大収穫となるかもしれない⁉
公園とかでよく見かける藤棚は 平らなものが多いが、ここは 2階のテラスから支えなしで作られている。<豪邸立ち並ぶ下鴨下川原町で4月20日に撮影>
竹屋町通りを挟んで、南側は御所南小学校。その前に咲くのはソメイヨシノ。 北側は京都地方裁判所。その四方にはベニシダレザクラが植えられている。咲く時期がずれているので、双方を見ることができる期間は限られている。8年前にも同じことを載せている
一気に春らしくなってきた。 鴨川の両岸も花盛りである。右岸にはユキヤナギ左岸には桜並木造幣局ほどではないが、桜のトンネルが七条あたりまで続いている。 日常生活を営む人が通るだけで、観光客はほとんどいない。<4月2日撮影>
この数日でどこもかしこも一気に満開となった。 そうなれば贅沢なもので、御所であろうが岡崎疏水や鴨川であろうが 桜を眺めても「そんなものか」という程度で、レンズを向ける気にもならない。 この深草疎水も同じで大した感慨もなく通っていたが、 ライト…
ここは知る人ぞ知る隠れた桜の名所だったが、 近年ずいぶんと有名になってきた。この日も僕と同じようなアマチュアカメラマンが プロの指導を受けて撮影していた場面に遭遇した。ここには山中鹿之助のお墓もある。読み返せば昨年の記事でも同じようなことを…
いまさら二条城を取り上げるのはいささか面映ゆいが、 3/31まで入場無料という京都検定合格者の特典を活用して 桜を愛でに行ってきた。豪華絢爛な唐門を入ると二の丸御殿へ。所々に桜を見ることができるが、全体としてはまだまだというところか。日本人より…
今年は、桜の開花が昨年より早いように思われる。 どこそこで咲いているという話が多方面から聞こえてくる。岡崎の疏水の桜はまだちらほらというところか。 満開になるとこの両側が花であふれているはずである。深草疎水も未だこれからというところか。 足元…
この界隈には立派な町家がまだまだ残っている。そのお向かいは、花の好きなお家が並んでいる。様々な梅の盆栽が咲き競っているようで微笑ましい。
手水鉢一面に梅の花が浮いている。 これ以上の説明は必要ないかもしれない⁉
深草町家キャンパス中庭の梅が見ごろである。 昨秋にはすっかり青虫に歯を食いちぎられていたので、 まさかこのようになるとは驚きである。 この1週間前の雪にも健気に耐えていただけに、なお一層いとおしい。
4月から勤め始めた町家キャンパスのオーナーからバケツに溢れんばかりの芍薬を頂いた。 井戸の上では畏れ多いので土間に移したが、花瓶がないのでせっかくの花も風情に欠けるかもしれない。
GWに長野から帰省する加藤君と京都近郊を山歩きすることが、すっかり恒例となっている。 今年は3日、5日と2回行った。最初の大原の山登りについてはfacebookで書いたが、 5日は芦生原生林を歩いた。途中の美山で休憩したので、「お約束」の風景を写真に収…
水の中を桜吹雪の反物が流れている? 場所は深草の疏水である。4日前ならまだこの風景を見ることができたが、 今日なら葉桜だけかもしれない。
京都府庁は京都守護職上屋敷があった場所に建っている。 旧本館の中庭には6本の桜があるが、 その内の1本が大島桜と山桜の特徴を持つ珍しい桜である。 その事を発見した桜守の佐野藤衛門さんが、その場所に因んで 容保桜と命名したのが今から3年前である。余…
岡崎の疏水の桜もいままさに満開である。 橋の反対側もこの通り。暖かくなったと思えば寒い日に逆戻りしたりすることで、 花の時期を延ばしているかもしれない。
お寺の中に一本の紅枝垂れが満開となっている。 多分、この位置でしか見ることが出来ない、発見である。 表に廻ってみたが、桜の木は見えなかった。
昨日、職場からの帰り道、岡崎の疏水で 一本だけだが桜が咲いていた。どこそこでも咲いていたと言う話も聞くようになり、 どうやら今年の桜の時期は早いようである。例年通りを予想していたイベントや業者が大慌てで 前倒ししようとしていると、 今朝の京都…
東京からの友人高橋薫君がやってきたので、今回は妙心寺、仁和寺等を巡る予定で 出かけたが、何度も大雨に遭い立ち往生したので、仁和寺を諦めて双ヶ丘麓の法金剛院を 訪れた。 蓮の花で有名なこのお寺を、3年前にも彼と一緒に訪れたことがあったが、 その時…
上賀茂神社の摂社である大田神社はそんなに大きくない神社であるが、 年に一度この時期は多くの参拝客(観光客?)で賑わう。かきつばたの群生が見られるからである。 想像したよりずっと小さな池の島を挟んで南北に咲き誇っている。 にわかカメラマンも多数…
当尾の石仏めぐりで見つけた1本のタンポポ。 これが日本タンポポであると教えられた。 よく見かける西洋タンポポとの違いは、 ガクが上を向いているか否かで見分けるそうである。よく分からないまま、珍しいからと写真に収めた。
これは三椏(ミツマタ)であると、グループ諧のUさんに教わった。 この方はとても草花に詳しく、当尾の石仏めぐりの途中でもいろいろと教えていただいた。紙の原料として、コウゾ(楮)とともに名前だけは聞いていたが、現物を見るのは初めてである。