2018-01-01から1年間の記事一覧

台風一過

京都御所は至るところこの様な有様で、100本以上の木が倒壊していると思われる。 枝が折れたのだけでなく幹がすっぱりと切断しているのや、根っこから倒れている巨木もたくさん見かけた。 10m以上もある松の木だけでなく、杉や桜も多く目についた。 今日は…

大谷祖廟Aug'18

この英訳も詩的である!?

西村衛生ボーロ

明治26年創業の「衛生ボーロ」一筋のお店である(南隣に店舗がある)。 衛生ボーロという言葉が全国で通用するかどうかは知らないが、 少なくとも京都では超有名である。このお店の前を通ると、今でもいい匂いがしてくる。玄関に家紋が刻まれているのはそう…

間之町夷川Aug'18

京都の町家には、出窓風のショーウィンドーとも呼ぶべき空間を持っているところが多い。 その中でも特に商売とは関係なさそうなものに注目してみる。ここはいつも季節の草花が飾られているが、 今回は花器だけを展示しているのだろうか、 それともたまたま草…

仏光寺Aug'18

台風被害

台風20号が近畿地方を通り過ぎた翌朝、壁が崩落しているとの連絡がお隣からあった。 この壁は、土壁の上にモルタルを塗ったもので、何十年も前の工事だと思う。 今度は元の土壁(聚楽)に塗り替えなくてはならないので大変である。京都市の景観政策課に見て…

山科製餡

立派な構えの京町家である。この看板は「なまあん」と呼ぶのだろうか?1階と2階の格子が異なっているのも面白い。一番興味を引くのがこの看板である。 上は上京区、下は左京区。この様な例は良くあるが、 住居表示まで違っているのは極めて珍しい。仁丹の…

飛行神社

京阪電車八幡市駅といえば、石清水八幡宮にお参りするのに最も便利な駅だが、 駅から歩いて5分ほどのところにあるこの神社は余り知られていないのか、 お参りする人も少ないようである。当神社縁起略記によれば、明治24年に日本人として初めてゴム動力プロ…

地蔵盆

地蔵盆のことは昨日も書いたが、京都の町中では至る所で見ることができる。子どもが少なくなっている中で、だんだん簡素化されているが (我々の子どもの頃は、23,24の二日間が当たり前であった)、 この町内では今でも大行燈が残っているのが嬉しいし、懐か…

願照寺Aug'18

本来なら8/23,24に行われる地蔵盆であるが、多くの町内では土日開催が増えてきた。 明日、明後日は一日中子どもたちの歓声で賑やかな事だろう。地蔵盆=数珠回しが当たり前のようだが、なぜか我が町内では行われていなかった。 幼い頃にもやった記憶が全くな…

麩屋町高辻Jul'18

京都の町家には、出窓風のショーウィンドーとも呼ぶべき空間を持っているところが多い。 その中でも特に商売とは関係なさそうなものに注目してみる。時季外れの話題で恐縮だが、祇園祭を意識した展示である。 果たしてどこの山鉾が描かれているのだろうか?

下鴨納涼古本まつり

毎年恒例の古本まつりが下鴨神社糺の森で行われている(16日まで)。33の古書店が出店し、専門書から200円均一、500円均一の本まで、何万冊出品されているのだろうか?掘り出し物を探してかあるいは涼を求めてか、多くの人が来場していた。

憶念寺Jul'18

青龍殿

東山36峰の中央部に位置する将軍塚に、今から4年前この様な建物が建てられた。 ここから見下ろす京都市内は絶景であり、誰もが驚嘆の声を上げることだろう (訪れたことがないので何とも言えないが、websiteでも宣伝してあり、 大文字山からの眺めと同等だ…

矢田寺・送り鐘

六道珍皇寺では、8月7日より「六道まいり」と呼ばれる精霊をお迎えする行事が行われ、 迎え鐘を撞く人々で賑わっている。こちらはそれに呼応するように、送り鐘を撞くことで有名である。 8月16日にご先祖様をあの世にお送りするのであるが、その日以外は 参…

仏光寺Jul'18

SWINGEXPO・親の年金を使ってキャバクラ

SWINGというNPOが上賀茂にある。 「アート、環境、エトセトラ。スウィングは「べき」やら「ねば」やら既存の仕事観や芸術観に疑問符を投げかけながら、 世の中が今よりほんのちょっとでも楽しいことになればいいな!と願う一市民、NPOとして、様々な活動を展…

若宮町Jun'18

何だろう、石の置物かな!? このお家にしては珍しいものである。

閉店・須磨屋

堀川四条南西で、隣接する2軒が相次いで、移転や閉店のお知らせ。おまけにこの西隣はすでに更地になっている。 地上げにでもあったのだろうか? 多分ホテルが建つのではと踏んでいる。

泉龍寺Jul'18

いつもながらの法語より、その下のポスターに目が行ってしまう。 この時期、京都の各寺院では「暁天講座」が開かれる。 名のある高僧からタレントまで、多彩な人々が朝早くから法話・講話をしていただける。京都新聞に暁天講座の一覧表が掲載されるのもこの…

藤野家住宅調査報告書

我が家を研究対象にしたいという人がたまに居られる。 今回は3つのグループが重なって、その内2つの報告書が届いた。一つ目は京都市文化財マネージャー育成講座のフィールドの一つとして利用され、一日付き合った。 2班に分かれた報告書はとても立派なも…

京都国際フランス学園

明治2年に、天皇が「ちょっと江戸に行ってくる」と言ったまま帰ってこられなかったので、 京都の人口も大きく減少し(35万人→20万人)、町が寂れてきた。そんな街を復興するには人材だ、ということで、町衆が土地、資金、資材を投入し 街中に64の小学校を作…

仏光寺Jun'18

番外編・水遊び

気持ちよさそうに水遊びをしているが、この日の京都は38.5℃。 気持ちは分からないでもないが、都会の真ん中を流れる川で決して清流とは言いがたいと思うのは、 京都人だけかもしれない。

祇園祭前祭巡行・特等席

朝早くから果たさなければならない用事があったので、四条烏丸へ。 丁度前祭の巡行がスタートする時であった。四条高倉の大丸前では、各山鉾から届けられる粽を受け取る場所が設けられていて、 多分店長であろうと思われる人が代表して受け取っていた。 四条…

岩戸山見送り

今宵は祇園祭の宵山。今時分は各鉾町から日和神楽が出発している頃かも知れない。 昼間でも相当な人出があったが、宵山はその何倍もだと思う。 四条通は文字通り押すな押すなで、そんな中に出かける気力は失せてしまった。岩戸山は新町通仏光寺にあり、中心…

170年目の閉店・亀屋廣和

ペリー来航が嘉永6年(1853年)というから、それ以前の創業とは驚きである。 しかし、残念ながら店主の高齢化と後継者がいないことから、7月31日で店を閉じる。このブログで今まで何度か取り上げたのと同じパターンである。 植村義次 桂飴 たこえんこの黒糖…

夏のしつらえ

数日間にわたる大雨が終わったと思えば、急に梅雨が明けた。 例年なら祇園祭前祭巡行の日前後に明けていたので、今年は1週間ほど早いか!?我が家では慌てて夏のしつらいに。籐むしろと竹むしろを敷き、すだれを掛け、葦戸を入れて それらしくしてみた。明日…

祇園祭・鉾立

久し振りに街に出たら、丁度長刀鉾の鉾立の真っ最中であった。釘を一本も使わず、縄だけで組み立てるこの技法は、 雄蝶、雌蝶、えび巻きなどと呼ばれている。鉾が立ち上がった函谷鉾では、引き初めが行われていた。 交通量が激しいので、上手くは撮れていな…

元三大師堂

元三大師は延暦寺中興の祖である良源の別名で、 正月三日に産まれたからこの名がついているというのを今回初めて知った。おみくじは彼が創始者とのことだが、 京都の街で多く見られる魔除けのお札の角大師は、彼が鬼の姿に化して疫病神を追い払った時の像で…