2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

丸物・近鉄・ヨドバシカメラ

古いものを整理していたら懐かしい名前と対面した。京都駅前にあった丸物百貨店の包装紙である。近鉄グループ入りし名前も京都近鉄百貨店となったのが1977年であるから、その直前の包装紙であろうがデザインには余り印象がない。 いまでこそ伊勢丹が進出し京…

佛光寺feb2011

実相院

左京区岩倉にある「床紅葉」で有名な門跡寺院である。昨年のNHKの中継があった直後は大勢の観光客で賑わい、東京から来た友人夫妻は余りの混雑で、門前で踵を返して帰ったくらいであった。トップシーズンを外すといつもの閑静なお寺となる。ここの隠れた見所…

76年目の閉店・不二家四条店

四条通を歩いていたらこんな貼紙を見て驚いた。まさかまさかの閉店である。母親に連れられて行った幼い頃の記憶が突然に蘇ってきた。何回行ったのか何を食べさせてもらったのかは憶えていないが、この前を通ると入りたいとせがんだことだけは何となく憶えて…

京都丸太町教会

丸太町川端を東に入ったところにある建物は、尖塔の十字架がなければとてもキリスト教の教会とは思えないモダンな建物である。日本基督教団に属していて前身を含めば100年以上の歴史がある。この教会のホームページを見ると、この建物になる前の教会の写真が…

水尾・柚子の里

愛宕さんから北山杉の細い道を1時間ほど下ると水尾の里にでる。ここが京都市かと思うほど何にもない里である。源氏のルーツである清和天皇はこの地をこよなく愛され、御陵もあるくらい平安時代からの由緒ある里ではあるが。 最寄の駅(JR保津峡駅)まで4キロ…

愛宕神社

職場の仲間で愛宕山に登った。お目当ては水尾の里へ下山しての柚子風呂と鶏すきではあるが、やはり頂上に祀られている愛宕神社(京都の人は愛宕さんと呼ぶ)にお参りすることは欠かせない。なにしろここは全国の愛宕神社の総本宮で、火災除けの神さんとして…

京都大学人文科学研究所

北白川の高級住宅街のなかに忽然とそびえるこの建物は1930年に作られた、スパニッシュロマネスク様式で大変ユニークなものである(同研究所websiteより)。この研究所は旧の人文科学研究所と東方文化研究所、西洋文化研究所が統合されたものであり、「世界文…

藤井右門宅跡

今日のテーマはこの町家ではなく、その隣にあるこの大きな石碑である。江戸中期の尊王論者藤井大和守直明(右門)の屋敷があった跡で、現在はこのような顕彰碑(大正十二年)が建っている。高札によると斜め向かいに薩摩藩邸があった関係で(現在は同志社大…

ハリスト正教会

ハリスト正教会を裏から見ればこのようになっている。ここには以前府税事務所や図書館が立っていたが、御所南小学校が児童数が増えたため手狭になり運動場として整備された。思えば都心の児童数減で5つの小学校を統合してできたのが御所南小学校である。それ…

長講堂feb2011

壬生狂言

壬生狂言は通常4月に行われるが、節分会の行事としてこの日に1演目だけ披露される。演目は文字通り「節分」であり、人間の扮装をした鬼が民家に現れるが酒に酔っ払ってしまい正体がばれ、豆を撒かれて退治されるまでを演じる無言劇である。場所は重要文化財…

節分会・壬生寺

昨日は立春、その前の日は節分。京都では多くの社寺で節分会が行われるが、今年は京都の裏鬼門といわれる壬生寺へお参りした。因みに表鬼門は吉田神社であり、むかしからこの二つの社寺の節分会は有名で、賑わっている。 境内に並ぶ屋台の中で一番の賑わいを…

マキノ省三像

ご存知のように京都は日本映画発祥の地であり、映画の都と呼ばれていた。往時は多くの映画会社の撮影所が太秦にあり、一大産業でもあったが、現在は東映、松竹の2撮影所が残るのみである。 マキノ省三は日本で最初に映画撮影を行った人で日本映画の父といわ…