2025-01-01から1年間の記事一覧

大文字山・送り火消し炭

五山の送り火から6日後に大文字山に登った。 今回はいつものルートではなく、霊鑑寺の横から登り始め、楼門の滝や俊寛の鹿ケ谷山荘跡を通って、四辻に出るルートである。 火床から見る景色とは違い、山科や京都市南部が見渡せる。 大雨の影響で火床の一部が…

長講堂Jul'25

その通り

旧植柳小学校跡

明治2年に建てられた番組小学校の一つだが、二宮金次郎の像がなければ、ここに小学校があったことを分かる人は少ないと思う。 今は、デシュタニ 京都というタイのホテルが建っている。

誉田屋

室町界隈を代表する大店の一つ誉田屋さんで、蓄音機を聞く会というイベントにお招きいただいた。 蓄音機で聞くレコードの音色もさることながら、個人的には京町家の作りに興味を覚えた。典型的な「表屋造」の町家で、玄関を入ってすぐに店の間があり、その奥…

圓重寺Aug'25

そうかもしれない。

鬼門除け・御室芝橋町

古来、陰陽道では北東(艮)の方角は鬼が出入りする方角として、また対角線の南西は裏鬼門とも呼ばれ、ともに忌み嫌われていた。 この鬼門から鬼が入らないようにと、平安京では北東の守護として比叡山延暦寺が建立され、裏鬼門の守護には石清水八幡宮が当て…

森寛斎宅跡

幕末から明治にかけて京都で活躍した日本画家。 「勤王画家」と名付けられたからには、それなりの理由があるのだろうが、よく知らない。

篠村八幡宮

足利尊氏(当時は高氏)が鎌倉幕府討幕の旗揚げに際し、戦勝祈願をした神社。 ここから唐櫃越えか山陰道を通って六波羅探題を攻め落とした。それから数年後、建武の乱で後醍醐天皇に敗れた足利尊氏は唐櫃越を通って九州まで敗走しているが、 この神社に立ち…

地蔵盆

今年の我が町内の地蔵盆は、8月23日土曜日に執り行われた。 小学生のいる家庭はマンション住民だけになってしまったが、7,8人が参加してくれたので、1日中賑やかであった。 町内の若手(といっても40代)が中心となって朝早くから飾りつけをするのだが、 毎…

足利義輝邸跡・平安女学院

室町幕府13代将軍足利義輝がこの地に居を構えたが、松永弾正久秀に襲撃され死亡した(永楽の変)。 それ以前は、管領斯波氏の邸宅だったと案内板には書いてあるが、その実態は如何ほどのものか不勉強なのでよく分からない。 現在は明治28年に建てらえた平安…

佛教大学二条キャンパスJul'25

学生さんの公募作品だろうか? 分かるようで分からない訓語である。

亀屋陸奥

織田信長が石山本願寺(大坂)を攻めた時、蓮如上人を先頭に門徒が抵抗しその戦いは11年にも及んだ。兵糧攻めにあった時、この「松風」が密かに運び込まれ、飢えを救ったと伝わる。 京都には「松風」を製造販売しているところが他に2店舗あるが(松屋藤兵衛…

源光庵・迷いの窓と悟りの窓

船山へは鷹峯から釈迦谷を辿るのだが、登る前に源光庵にお参りしてきた。 5年ほど前に比べて、きれいに整備されていてすっきりした印象である。 朝9時過ぎということもあり参拝客は少なく、有名な「迷いの窓と悟りの窓」も簡単に撮影することができた。 まだ…

船山

尺八池(その奥はゴルフ場) 鷹峯から尺八池を通り秋葉神社を右折して谷を上り詰めて船山に出るコースがある。 秋葉神社はお祀りする人がいないのか荒れ果てていた。 距離的、高低差もそれほどではないが、ほとんど人が歩いていないような難路で、京見峠への…

憶念寺Jul'25

いつの時にでもいえる言葉だが、特にこの時期には噛みしめたい言葉である。

しる幸・古高俊太郎邸跡

利休弁当で有名な「しる幸」は四条河原町を一筋上った河原町と木屋町の間の細い路地にある。 白味噌、赤味噌、すましの三種類の「汁もの」が名物で、「汁は濁ってはいけない」ということで、 メニューに濁点はない。 くじら→くしら はまぐり→はまくり じゅん…

金勝アルプス

金勝アルプスは滋賀県の南部に位置し、花崗岩の風化・浸食によってできた巨岩・奇岩が織りなす岩塊群が独特の景観を作り出している。 秋に行く北アルプスのトレーニングを兼ね、今年3回目の挑戦をしてきた。 落ケ滝 4月に行ったとき、水はほとんど流れていな…

京野菜八百廣

郊外を歩くと、時に野菜の無人販売所に出会うことはあるが、ここは町の真ん中である。 商品価値のなくなった野菜を捨てるのではないこういう取り組みも、お店の姿勢が表れていて面白い。 この店は、新鮮な京野菜を扱う小売店として名が知られている。 料理評…

願照寺May'25

その通りであるが、お釈迦さんも色んな仕事をしていたみたい!?

祇園祭後祭り・屏風祭

宵山の楽しみは何といっても屏風祭り見物である。 鉾町の商家が自慢の所蔵品を惜しげもなく展示して、我々に見せてくれるのである。 一般的に「室町の商家」というが、室町通はマンションやホテルが乱立し、昔の面影はほとんど見られない。 それに比べて一筋…

祇園祭・後祭り巡行

後祭りをじっくりと見たことはなかったので、今年は思い切って最初から見物した。 地下鉄の駅を上がると祇園ばやしが聞こえてきたが、それをかき消すようなセミの大合唱。9時半だというのにもの凄い暑さである。 細い新町通りから御池通へ出ようとする大船鉾…

壊れ行く京町家

昨年11月に町内の一人暮らしのご高齢の方が引っ越していかれ、 今年の3月には、隣の2軒と併せて解体された。 現在は更地のままで、どうなっていくのだろうと不安である。 そのお向かいには、とても立派な町家が存在していたが、 3年前に売りに出されて、残念…

上七軒ビアガーデン

上七軒のビアガーデンは、我々が花街の芸舞妓さんと気軽に話ができる唯一の場ではなかろうか⁉ 某日、いつもの飲み屋仲間有志で繰り出した。最近では団体客が多いという。 さと鈴さんと 梅葉さんと 尚絹さん 外に出てみると、北野天満宮の七夕飾りがライトア…

七夕の願い

ちょうど1週間前のこと。友人と待ち合わせていたデパートの玄関に巨大な飾りが、、、。 そうか、今日は七夕かと思い、無意識にカメラを向けた。最近の子どもたちも七夕飾りをするのだと知り、なぜかホッとした。

オハグロトンボ

昨日は祖母の祥月命日で、お寺さんにお参りしてもらった。 午前中、仏壇の掃除と仏具のお磨きをしていたところ、庭先に一羽のオハグロトンボが飛来し、草や石の上を行き来しながら羽根を閉じて休んでいた。この間30分余り、掃除を終えるとまたどこかへ飛んで…

6月30日の「お約束」

6月30日は上半期が終わる日というのは全国どこでも同じだが、ここ京都だけは特別なようである。 半年の穢れを払い、これから半年の無病息災を願って茅の輪を潜る。 夏の涼しさを目と舌で味わおうと、水無月を食べる。6月30日のSNSはこれらで溢れていた。みん…

梅雨明け

まだ6月だというのに、まさかの梅雨明け宣言がでた。 これから頑張ろうとしているアジサイもびっくりしたことだろう。

「私」マンホール・花屋町壬生川

このブログでも何度か取り上げている「私」マンホール。 今までは中心部で見ることが多かったが、ここ島原でも見つけることができた。 京都市の公営下水道が整備される前に個人が設置したものかと推察するが、それならこの家の前だけというのは不思議である。…

御室八十八か所巡り

四国八十八か所霊場をコンパクトに巡れるとして、仁和寺の裏山成就山に設けられた御室八十八か所は、信仰の山だけでなく手軽なハイキングコースとしても人気がある。 最近では仁和寺も力を入れているらしく、この看板をはじめコースはよく整備されている。 …

願照寺Jun'25

我々が知っている芥川龍之介の「蜘蛛の糸」とは違うような気がするのだが、、、。