行事

地蔵盆

京都の子どもたちにとって、地蔵盆は夏休み最後の楽しい行事である。子どもたちが主役であるため、この日ばかりは勉強せよとも言われず一日中遊ぶことができるのである(これが終わるといよいよ宿題のラストスパートだ)。 急に葬式が入ったからといって、お…

初弘法その2

弘法さんで面白いものは、なんと言っても古着、はぎれの販売ではないだろうか。帯を扱うこの店では、若い女性が1万円札をだして買い物をしていた。 以前に行ったとき、こんなものが売れるのかと思ったことがあるが、そうでもないらしい。わざわざ東京辺りか…

初弘法

毎月21日は弘法大師の命日に当たり、東寺で縁日(弘法市)が開かれる。江戸時代から続いている行事で、京都の人には「弘法さん」と読んで親しまれている。特に1月は初弘法、12月は終い弘法といって多くの人で賑わう。 日本一の高さを誇る五重塔のある広い境…

2008年元旦

とても寒い2008年(平成20年)の元旦が明けた。 我が家のお雑煮は、白味噌、丸餅(焼いてある)に頭芋、小大根(雑煮大根)、小芋である。 一人ひとりがお膳でいただき、男性は朱色、女性は黒色のお椀である。 お節は、今年は近所のZOOさんの手作りが主体…

地蔵盆その2・飾りつけ

当日朝7時半から町内総出で飾り付けをする。参加する子どもの数よりはるかに多い大人たちが役割分担をする。 伝統の行事を絶やさないでおこうとする気持ちだけでなく、自分が子どものときに楽しかった思い出を、今の子どもたちにも味わせてやりたいという想…

地蔵盆その1・スケジュール掲示

京都の夏の最後を飾るのが、地蔵盆。我々の子どもの頃は、23,24日開催であったが、いつの頃からかその前後の土日とするところが増えてきたようである。行事も、各町内ごとに少しづつ異なっている。都心の町内では、子どもの数が少なく、外孫さんが来て賑わう…

全日本弓道大会

新緑の京都御所を歩いていたら弓道大会をやっていたので見学に。 全国各地から五段以上の高段者が集い、技を競っていた。 中には腰の曲がったご老人もおられてあぶなかしかったが、弓を持てば見違えるようであった。 それにしても、余り的中しないようである…

おおつごもり(大晦日)

今年の年末は論文に追われて、とても正月準備どころではないが、ご先祖様のお墓まいりだけは欠かすわけに行かない。 墓参を終えた後、円山公園を挟んで反対側にある知恩院さんに出かけた。ここはお参りではなく、今夜の除夜の鐘の準備を見に行った。 なんで…

ゆにかる祭

京大西部講堂で行われたゆにかる祭に行って来た。 http://www.tabunka.jp/kyoto/common/katudo/kodomo/unicul.html「多様な文化を認め合う」前提として、「多様な文化に触れ、知る」重要性を認識した。中国、韓国はもちろん、ブラジルやトルコをはじめモンゴ…

神泉苑大念仏狂言

高校時代同級生の岡田君がチケットを手配してくれたので、久しぶりに西京極で京都パープルサンガを応援した。相手が退場して数的優位に立ったのに、同点に追いつかれ、負けに等しい引き分けであった。祝杯を挙げる予定もままならず、怒りを抱いて自転車で通…

お水取り

奈良東大寺二月堂のお水取りがクライマックスを迎えた。 関西では、「お水取りが終わるまで春が来ない」と言われている。事実、今日も粉雪が舞い真冬並みの一日であった。数年前お誘いをいただき、お水取りの行事を間近で見る機会があった。一般の人が入れな…

ひなまつり

ひと・まち交流館京都で、市比賣神社主催のひなまつりが行われ、本物の人間による雛飾りなどもあり多くの人が訪れた。京都のお雛様は、ご覧の通りお内裏様は向って右側におられる。 これは、京都御所での天皇の立つ位置と同じ、ということらしい。 (なんで…

節分のお化け

四条通を歩いていたら、壬生寺―吉田神社の臨時バスに出くわした。長いこと京都にいるが、こんな臨時バスがあるのをはじめて知った。さすが節分の日ならではである。この二つに加えて、廬山寺がさしずめ京都の三大節分名所か。(異論はあるかとは思うが)花街…

通し矢

1月15日は以前なら成人の日だったのに、ハッピーマンデーとかやらで普通の日になってしまった。たまたま今日は都道府県対抗女子駅伝が開催されるので、出勤途中にある中心街の旅館やホテルの前で多くの選手に出会った。成人の日のことはすっかり忘れていたが…

藤野家のお正月

大晦日:午後9時から10時の間に若水を汲む。容器は一升瓶。由緒あるお家ならちゃんとした入れ物があるのだろうが、うちは昔からこれであった。因みに以前は井戸から汲んでいたが、涸れてしまったので現代では水道水である。 前年の水は、家の周囲に撒くのも…

大晦日と四葉のタクシー

いろいろやることはあるのだが、なにはさておきお墓参りに行く。 我が家と同様お墓も一年の垢を落とすべく大掃除をするのである。うちのお墓は東大谷さんの16区にある。平安時代からの葬送の地である鳥辺山につながるこの墓地には何基のお墓があるかは分から…

かとうボーリング大会

祇園のお茶屋「かとう」のボーリング大会に行く。僕なんぞが行けるような所ではないのだが、ご縁で毎年お招きを受ける。今年は井上君も誘って参加した。祇園甲部や先斗町の芸妓さん3名が参加し華やかであった。(去年は舞妓さんが丸髷、着物姿で投げていた…

全国高校駅伝

今度の日曜日に、全国高校駅伝が行われる。 京都御所の中や、周辺道路では出場校の選手たちが朝早くから練習で走っている。沿道で見ているとみんな一生懸命で、どの高校もがんばれ!といいたくなってくるから不思議である。

同志社EVE祭

アイセック同志社委員会主催のCSRセミナーにパネリストとして参加した。 企業の担当者の人々となんだかんだ討論し、楽しいセミナーであった。http://www.geocities.jp/aiesec_csr2005/ 帰路のキャンパスは物売りの出店が花盛りで、いたるところで声を掛け…

月の桂の会

毎月京都、大阪、東京で例会があるが、春と秋は豪華版である。 昨日は、天龍寺で午後5時から。 昨年は国宝・世界遺産の曹源池庭園を前にしての宴席であったが、今年は塔頭の友雲庵で行われ大勢の人が参加していた。ここは研修道場らしく、玄関にはおくどさ…

フォーラム終了

日経シニア・ワークライフ・フォーラムと称するだけあって、約700名の参加者の9割が男性で、そのうち50代が4割、60代が4割だった。見渡せばみんな同じようなおっさんばっかりで、異様な光景だった。考えてみれば(考えなくても)僕もその一員であるの…

堺屋太一と競演?

11月5日(土)に日経シニア主催のワークライフフォーラムが大阪である。堺屋太一さんの講演をはじめ今話題の「信長の棺」の著者である加藤廣さんの対談、トークショーなど盛り沢山である。その中の分科会のひとつに、パネリストとして参加することになった。…

町内遠足

今日は町内遠足の当日。 本当は、土日に行うのだが催しの関係で今日になってしまった。もともとは、町内の親睦を深めるために大人も子供も一緒に文字通り「遠足」に行っていたのだが、最近では子どもは「地蔵盆」だけになってしまった。 たった30数家族+マ…