雪かき応援隊・上世屋その2



              








積雪量が少ないということもあり、雪かき以外に地元のみなさんとの交流もたっぷりあった。

使われなくなった民家を寄り合い所として利用していて、着替えや昼食もそこで行った。

「この蕎麦が一番美味いと思う」と控えめに言う地元の方が、蕎麦を打ってくれた。
もちろんこの地域で採れた蕎麦の身を使い、おくどさんを使って沸かしたお湯でゆがいている。
写真がもや状になって入るのは、薪を燃やした煙のせいである。


         








丹後地方の保存食であるへしこを使ったへしこ寿司に自家製漬物も一緒である。
へしこは魚の糠漬けで、鯖を使った若狭のへしこが有名であるが、こちらは鰯を使っている。


お寿司を作るのもへしこを焼くのも、みんなでわいわい言いながら手伝った。

帰り道は丹後の名産や新鮮野菜、天橋立ワインを買うなど、
雪かきを利用した世屋交流ツアーのようでもあった。