伏見

mfujino7062005-11-26


午前中に深草に用事があったついでに伏見まで足を伸ばしてみた。
長建寺から川(高瀬川?)沿いに月桂冠の裏を通って寺田屋へ。
寺田屋はいまでも旅館として営業しているが、館内には寺田屋事件のときの刀傷や、坂本龍馬が襲撃されたときに入浴中のおりょうさんが急を知らせたことで有名な風呂も残っている。何度も行った事があるので今回は見学はせず。

界隈には多くの酒造会社や酒蔵が今でも残っていて独特の趣もある一方で、マンションも増えてきた。黄桜酒造もカッパファクトリーというお酒の小テーマパークのような施設を開設している。
黄桜も色づいていた。

昼食は定番の神聖が経営する「とりせい」を避けて、日本でここにしかないと思われる酒粕ラーメン(700円)を玄屋で食す。その名の通り酒粕がベースで、具はチャーシュー、白ねぎにおあげさん(油揚げ)と大根の細切りが入っていて、コショウではなく七味を掛けて食べる。スープを飲みほすとぽかぽかしてくるのはお酒のせい?さすが酒どころ伏見!という感じである。

帰路御香宮にお参りする。この神社は鳥羽伏見の戦いの時は、薩摩軍の本営が置かれたところで、隊長は桐野利秋中村半次郎)であった。(確か?)
七五三のかわいい子どもたちが大勢参っていて微笑ましかった。
ここの水は御香水として有名だが、伏見はもとは伏水と書いたようにいたるところで地下水が湧き出ていて、いただくことが出来る。やや軟らかい感じのこの水が伏見の酒を美味くするのである。

伏見の写真はこちらからどうぞ。http://photo.www.infoseek.co.jp/ISJ_MyAlbum.asp?key=1566022