北海道・美瑛四季の風




前述のT先生が、美瑛に美味しいお蕎麦屋さんがあり一度だけ行ったことがあるというので案内してもらった。ただでさえ広い北海道で、どの家も畑の中にぽつんと一軒家があるという状況で、ナビも全く役立たず(北海道のナビはただ道があるだけで、目印になるところは何もない)周辺をうろうろした。漸くたどり着いたところは蕎麦&珈琲とあり、田舎にありがちな何でもやさんかなと思っていたら、見事に予想は裏切られた!?

お蕎麦はやや太目の十割蕎麦でわさびの代わりの大根おろしと相性もよく、うどん派の僕でもその美味しさはよく分かった。






それにもまして驚いたのは、手作り真空管アンプの数々。売約済みの札があるところを見ると販売もしているらしい。スピーカーも含めて手作りオーディオから流れてくるクラッシックを聞きながらいただくおそばの味は格別であった。僕の推測によるとこのオーナーは神奈川県平塚市から移住してきた親子二代で、どちらかが蕎麦、どちらかが珈琲に造詣が深いと想像した。営業期間も春分の日から勤労感謝の日までというのも面白い設定だと思った。

このストーブはアメリカ製で、実際に薪をくべて焚いてくれるなど、随所にこだわりを感じる一軒家であった。


四季の風の案内リーフレットである。