通圓・宇治




宇治橋のたもとに店を構えお茶を商っているこの店は、なんせ歴史が古い。平安時代末期1160年創業というから850年も続いていることになる!!現当主で23代目で、24代目も若いが店を継ごうとしている。名前も通円祐介さんというのも興味深い。
昨日のテレビでは、七条の和蝋燭屋さんも何代目かで、さりげなく家業を継ぐ悩みを話していた。また、最近仕事で話を聞く機会があった本願寺前の仏具屋さんによれば、創業は滋賀県で京都に進出してきたのは比較的新しいとのこと。いつごろですかと聞くと、ざっと百年前との答えが(店は280年ほど続いているらしい)。このゆったりとした時間の流れが京都の魅力のひとつかもしれない。