昨年末の30日、お墓参りを終えて祇園石段下のいづ重を訪れた。持ち帰り用に名物の箱寿司を求めたが、年末の大混雑のせいか、30分ほど待ってようやく手にすることが出来た。狭い店内で食する客も多く、こちらはもっと待ったようである。店頭にあるwaiting listはよくある鉛筆やボールペンで記入するのではなく、毛筆であった。そのための墨と硯も準備されていたのには、いささか驚いた。
色鮮やかな箱寿司は、ひらめ、えび、とりがい、焼き身、厚焼き玉子で構成される押しずしである。美味しいことは間違いないが、これで1944円を高いと感じるかどうか!?