神社

愛宕神社

職場の仲間で愛宕山に登った。お目当ては水尾の里へ下山しての柚子風呂と鶏すきではあるが、やはり頂上に祀られている愛宕神社(京都の人は愛宕さんと呼ぶ)にお参りすることは欠かせない。なにしろここは全国の愛宕神社の総本宮で、火災除けの神さんとして…

下鴨神社・御手洗(みたらし)川

下鴨神社本殿の東には御手洗川が流れている。ここのかかっている橋をモチーフに尾形光琳が紅梅白梅図を描いたと高札にはある。この小川は千賀から湧き出た水が御手洗の池となり、糺の森を通ってやがて鴨川へ流れるのだろう。 御手洗の池は葵祭りの斎王代が身…

下鴨神社・蹴鞠初め

世界遺産である下鴨神社では一年を通していろんな行事が行われるが、1月4日は蹴鞠初めである。糺の森から続く参道には正月らしく多くの露店が出ている。神社の配慮だろうかこのような焚き火も提供されていて、暮から続く寒さの影響か多くの人が暖をとってい…

武信稲荷神社

小さな神社である。ここには樹齢850年のエノキ(榎)があり、京都市の天然記念物に指定されている。しかしここが有名なのはその所為ではない。坂本龍馬と関係があると言われているからである。 この神社に隣接して六角獄舎があり、神社のいわれに拠ると、お…

白峯神宮

この地に蹴鞠・和歌の宗家である飛鳥井家の邸宅があったことから、蹴鞠の神様と呼ばれ、転じてサッカーや球技の神様として全国から信仰を集めている。そのせいか、サッカー関係者の提燈が奉納されていたり、スポーツ選手の絵馬もたくさん掲げられている。しか…

北野天満宮・梅苑と鶯の初音

学問の神様菅原道真を祀る北野天満宮は、梅の名所としても知られている。昨日梅苑の横を通ったが、外からでもこのように今を盛りの梅を見ることが出来た。 このような場所があるのも面白い。 ひるがえって、我が家の庭で、今年初めて鶯の音色を聞いた。まだ…

新玉津島神社

街なかにある小さな神社である。 平安時代に歌人として名高い藤原俊成が勧請したことに始まるとあり、 江戸時代に源氏物語の解説書を書いた北村季吟が宮司を務めたことでも知られ、 そのせいか和歌や文筆の上達を願う人の信仰が厚いという。

巽大明神

祇園のど真ん中にあり、芸事の精進を願って、舞妓さんや芸妓さんがお参りするという話をよく聞くが、いまだお目にかかったことがない。この辺りが京都で一番殺人事件が多いところであると、地方からのお客さんに説明すると、みなギョッとされる。山村美紗や…

伏見稲荷大社・名物土産

幼少の頃の思い出で、「伏見のお稲荷さん」といえば、狐のお面とすずめ焼きである。 このような狐の顔をしたお煎餅が名物である。子どもの頃はもっと大きなお面があり、焼けた火箸(当時は火鉢で暖を取っていた)で目玉の部分に穴を開け、お面として被って遊…

伏見稲荷大社・その2鳥居奉納

名物の千本鳥居をくぐって、参拝客は上へ上へと登っていく。 お目当てはこのように小さな鳥居を奉納するのである。一帯には無数の「お塚」と呼ばれる石があり、いろんな名前が付いている(規模も様々)。因みに我が職場は「成功大神」という塚に毎年奉納して…

初詣・伏見稲荷大社

うちの職場では、毎年仕事始めの日に伏見稲荷大社にお参りする風習がある。 商売繁盛を祈願するお稲荷さん(全国に3万もあるらしい)の総本宮である。正月三ヶ日には300万人近くがお参りするので大混雑必至だが(パーク&ライドで車の流入を抑えているが)、…

六孫王神社

清和源氏発祥の宮と称し、江戸時代には徳川家の庇護があった様である。立派な唐門があるが明治になって衰退し、いまでは境内の一部を新幹線が通っている。源氏系統の人の信仰があるらしい。 京都市南区にある。

今宮神社門前・あぶり餅

今宮神社の東門前に二軒の茶店がある。両方ともあぶり餅を扱う店である(商品はこれのみである)。あぶり餅は、搗き立ての餅を小さく丸め黄な粉をまぶしたのち竹串に刺し炭火で焼き、白味噌だれをつけたものを食するものである。門前の名物と言うことで、東…

井戸・梨木神社

京都三名水とは、県井、醒ヶ井にここ染井をさすが、現在でも水を出し続けているのはここだけらしい(他は形を変えて復活したが)。 いつもはもっと多くの人が並んで水を汲んでいく。家庭でご飯を炊くのに使っているという人もいれば、喫茶店などでコーヒーを…

茅の輪

6月30日は夏越の大祓の日で、茅の輪をくぐれば半年間の穢れを祓うことができるそうで、各地の神社で行われる(写真は市比賣神社)。「茅の輪」に関するサイトが一杯あって驚いたが、くぐりかたをイラストつきで解説してあるサイトがあるのはもっと驚いた。

豊国神社

その名の通り豊臣秀吉を祀る神社である。一時期は秀吉恩顧の大名によって手厚く保護されたが、家康以降荒廃した。明治になって現在の地(家康に難癖を付けられ大阪冬の陣のきっかけを作った方広寺の旧境内)に再建された。この門は伏見城の遺構を移築したと…

松尾大社

嵐山にほど近い松尾大社は酒の神様として知られ、全国各地の造り酒屋さんの信仰も厚い。特別拝観期間中であったので、本殿(撮影禁止のため写真はない)やお庭も拝見することができた。本殿は14世紀末の建築で両流造りといわれる屋根に特徴があり重要文化財…

伏見稲荷大社

いわずと知れた商売の神様で、全国のお稲荷さんの総本宮である。お正月の初詣の後、銀行員が多数来てお賽銭を数えるのがいつもテレビのニュースで話題になる。今日も目の前でおばさんが賽銭箱にお札を入れていた(何札かは分からなかったが)。 この千本鳥居…

護王神社

鳥居をくぐった途端に、狛犬ならぬ狛猪が迎えてくれる。和気清麻呂を祀ってあるので、猪がお守りしているのである。 護王神社ウェブサイト今年はいのしし年なので、特大の絵馬が新調され奉納された。描いた人は、上村敦之画伯である。いわずと知れた上村松園…

下鴨神社

小さくて分からないが、「鴨脚」さんという7百年以上続いていると言う神官の家である。鴨脚と書いて、「いちょう」と読む。鴨の脚が銀杏の葉に似ていることがいわれらしい。下鴨神社は正式には。加茂御祖神社(かもみおや)と言い、上賀茂神社(加茂別雷神…

神泉苑大念仏狂言

高校時代同級生の岡田君がチケットを手配してくれたので、久しぶりに西京極で京都パープルサンガを応援した。相手が退場して数的優位に立ったのに、同点に追いつかれ、負けに等しい引き分けであった。祝杯を挙げる予定もままならず、怒りを抱いて自転車で通…

下御霊神社

正月になるとよく聞かれる質問がある。 「初詣はどこへ行くのですか?」元日に、うちの近所の氏神様的な下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)へ行きます。 普段は人気のない神社ですが、この日ばかりは人で一杯です。因みに、ここの井戸は知る人ぞ知る名水で…