2007-01-01から1年間の記事一覧

京都文化博物館・丸紅コレクション「美の名品展」

京都文化博物館で開催中の展示会を見に行く。お目当てはボッティチェリの「美しきシモネッタ」(有名なビーナスの誕生は彼女をモチーフにして描かれたとか)であったが、中に入るとそれ以外に多彩な展示があるのには驚いた。 主催者が述べているように、コレ…

北山散策

いつもこの時期に帰省するK君と一緒に、北山軽登山に出かけた。本来はもう一人N君が同行する予定だったが、痔の手術をした直後とのことで急遽不参加となったのは残念であった。 7時50分発の京都バスは臨時便が出るほどの乗客の多さで、約1時間ゆられて花背…

虎屋菓寮

いわずと知れた和菓子(特に羊羹が有名)の老舗である。皇室御用達で、明治遷都で東京にも店を出すようになったが、ここが本店である。 http://www.okashi-net.com/kyo/toraya/toraya.html 店に隣接して菓寮があり、おいしい和菓子とお茶がいただける。 さす…

全日本弓道大会

新緑の京都御所を歩いていたら弓道大会をやっていたので見学に。 全国各地から五段以上の高段者が集い、技を競っていた。 中には腰の曲がったご老人もおられてあぶなかしかったが、弓を持てば見違えるようであった。 それにしても、余り的中しないようである…

京都花街国民健康保険組合

夜のネオン煌びやかなときは見過ごしていたが、祇園切通しで見つけた。説明は不要か? 舞妓さんも国保に入っているのだろう!?

旧北國銀行京都支店

先日紹介した旧第一勧業銀行京都支店を南へ二筋下った烏丸通蛸薬師角に先ごろオープンしたフローイングカラスマで、カフェやレストランが入っている。第一勧銀と同じく辰野金吾の設計になる。 Flowing karasumaページ建築史に残る建物の保存は、所有者の文化…

旧勧業銀行

烏丸三条角のみずほ銀行三条支店。旧第一勧業銀行京都支店である。 合併に伴い立て替えられたが、元の建物を残して欲しいという声に応えて、外側だけを残したまま建てかえられた。隣の建物は、3月にオープンしたホテルモントレー。ここには住友銀行京都支店…

番外編

京都の桜もほとんどが葉桜。 職場の近くに広域暴力団○○会の本部がある。 少し前の話だが、そのそばの満開の桜の下でその会の人と思しき若者が二人、弁当を広げていた。 決して絵になるような光景ではないが、彼らも桜を愛でる気持ち、もののあわれが分かれば…

うれしかったこと

中国の温家宝首相が京都を訪れたので、厳重な警戒態勢であった。相変わらず右翼の街宣車が全国から集まり、大音量でわめきたてていた。機動隊の車も他府県ナンバーが一杯集結していた。 それを横目で見ながらいくつかの手続きがあったので、何箇所かの役所を…

久保田豆腐店

何の変哲もない、といっては失礼だが、どこにでもありそうな豆腐屋さんである。 しかし、何年か前のNHKスペシャル「アジア古都物語」の中の「水の都、京都」で取り上げられてから、一挙に有名になったらしい。 京都盆地の下は巨大な水瓶になっていて、こ…

高瀬川

角倉了以によって開鑿された高瀬川は、鴨川から水を取り入れた「一の舟入」から五条通までは木屋町通りに沿って流れ、華やかな風情を保っている。五条から南は風景が一変し、観光客は訪れないところである。写真では分からないが、絶え間なく桜吹雪が舞い、…

都をどり

学生寮の後輩であるY君のお招きを受け、入洛中のTさん、Oさんとともに都をどりを観劇した。 京都には5つの花街があり、都をどりは明治5年に始められた祇園甲部の伝統行事である(宮川町は京をどり、先斗町は鴨川をどり、上七軒は北野をどり、祇園東は祇…

佛光寺

浄土真宗佛光寺派の総本山である。 仕事帰りにたまたま通りかかったら、「花まつりin佛光寺」というイベントをやっていた。周辺を灯籠の明かりで飾り、桜のライトアップもしていた。 本堂の前にステージをしつらえて、コンサートをやっている最中で、沙羅と…

3月は別れ月、飲み月

1日 胃カメラ検査で大丈夫を確認してから、大阪から来てくれた奥野さんと「千」で飲む 3日 「団塊世代のNPO体験セミナー」現地学習として宮津市世屋に遠足に行く 4日 中山競馬場VIProom 12日 龍谷大学大学院脇田先生の下で一緒に研鑽した京都大学…

六角堂

ここの桜は、御幸桜(みゆきざくら)といって、京都で一番早く咲くらしい。六角堂には「へそ石」なるものがあり、むかしからここが京都の中心であるといわれてきた。華道池坊はここから出ている。

白川一本橋

エルミタージュ美術館展の帰りに白川沿いを通る。桜はところどころ咲いている(背後は平安神宮の大鳥居)。 三条通から下流は桜ではなく、柳が芽吹いていた。 一本橋は白川にかかる小さな橋だが、行者橋とも呼ばれ、比叡山の千日回峰行を終えた行者が、京の…

エルミタージュ美術館展

学割が使えるのは今日が最後というくだらない理由で、京都市美術館で開催しているエルミタージュ美術館展に出かけた。入口に仕掛け(本物に似せたのだろう)がある美術展も僕には珍しかった。 写実派の大作ばかり観ていると(それはそれで圧倒されるが)、モ…

紅白桜?

南座前の川端通沿いに、一本の幹から左右に分かれて赤と白の桜が咲いていた。 こんなのは初めて見た上に、赤い桜も初めて。ひょっとして梅ノ木かなと考えてしまった。隣には梅も咲いていたので、まさか間違えるはずはないと思うが、何だか自信がない。 どな…

京都府庁旧本館

枝垂桜が満開で、紅枝垂れも満開に近い。ここは隠れた桜の名所であるが、お役所の中とあって宴会はできない? 明治37年竣工というから、100年以上経つている建物である。 旧知事室は最近まで実際に使われていたらしい。現在は、この建物をNPOや市民活動支…

夕顔町

夕顔町は下京区堺町通高辻下るにある。名前の由来は、源氏物語の夕顔(高貴な身分ではなく六条御息所の生霊に殺される薄幸の女性だが、後の玉蔓の母親である)の墳墓があることからこの名前がついたらしい。 いつの頃からこの呼び名となったかは知らないが、…

伊香詰所

ここは東本願寺前にある宿泊施設である。いまから200年以上前に東本願寺が火災で焼け、再建のため全国から門徒が馳せ参じたときの宿泊施設が起源である。 その後も遠忌や報恩講などで上洛する人たちが利用した。ここは滋賀県伊香郡の人たちが宿泊したところ…

中山競馬場VIPルーム

友人のM君の斡旋で、中山競馬場のクリスタルルームで競馬を観戦する企画があり、滅多にない機会なので早朝の新幹線で出かけた。集まった仲間は、学生時代に住んでいた競馬場近くの学生寮のOBとその家族で、伝説の大先輩も多数参加されていた。 不思議なも…

中山競馬場VIPルーム

友人のM君の斡旋で、中山競馬場のクリスタルルームで競馬を観戦する企画があり、滅多にない機会なので早朝の新幹線で出かけた。集まった仲間は、学生時代に住んでいた競馬場近くの学生寮のOBとその家族で、伝説の大先輩も多数参加されていた。 不思議なも…

里山ネットワーク世屋

5回シリーズで企画している「団塊世代のNPO体験セミナー」の現地学習(遠足?)で、丹後半島の中央部に位置する宮津市世屋地区に行ってきた。ブナやシデなどの広葉樹林に囲まれた自然一杯の土地で、日本の里山・里地30選にも選ばれた日本の原風景ともいう…

近鉄百貨店閉店

京都駅前の近鉄百貨店が2月28日で店じまい。閉店セールはことのほか好調で、大幅な売り上げ増らしい。最終日も人で一杯であった。 小さい頃にデパートに連れて行ってもらうのが、最大の楽しみであったことがかすかに甦る。 お子様ランチや屋上での乗り物…

金光教烏丸教会

ビルの上にこんな重いものを乗せても大丈夫かと、長い間心配していた。中が空洞であることを知ったときは、「目から鱗」状態であった。思考力のなさというか、想像力の貧困というか、、、。この教会を拠点にボーイスカウトを熱心にやっていた甥が、先週結婚…

妙蓮寺

季節はずれの桜が咲いている。「お会式桜」と言うのだそうだ。なんでも、日蓮上人が亡くなった10月頃咲き始め、お釈迦様が入滅した4月頃まで咲いているから、この名前が付いたようである。横浜にも妙蓮寺と言う駅があり、単身赴任をしていたときに、この駅の…

京都御所障壁画展

京都国立博物館での京都御所障壁画展に行ってきた。平日にもかかわらず大勢の人であった。 19世紀の日本画をたくさん見せてもらった感じで、狩野派や岸派の有名無名の画家たちによる力作ぞろいであった。絵画に関わらず、京都の伝統工芸や美術は、宮廷文化に…

京都市新景観政策

市街地の高さ制限の見直しや屋外広告の規制を行う、京都市新景観政策が施行されそうである。 点ではなく面で、京都の質を高めようという試みで、賛成である。バブル期に、主として東京資本が進出を図るため高さ規制を緩和した結果、京都には不釣合いなビル(…

寒梅館

この建物は商業施設ではなく、れっきとした同志社大学の施設である。中には 法科大学院やビジネススクールが入っている。 最上階にはフレンチレストランがあり、東山36峰や比叡山の眺めが最高である(間に遮るものが何もない)。8月16日の大文字の送り火には…