転法輪寺



これも先月のことであるが、御室八十八ヶ所の帰り道、仁和寺の北側にある転法輪寺にお参りした(というより、通りかかったら目に付いたので立ち寄っただけ)?



鐘門が建て替えられたばかりであったが、現代の建物らしくスロープが付けられ、バリアフリー化してあった。京都の寺社は古い時代に立てられたため総じてバリアフルである。その当時は車いすなど勿論なく、身体の不自由な人が出歩く機会がなかったので必要に迫られていなかったのか、あるいはみんなで助け合うことが当たり前に行われていたのか、その辺のことは分からないので、専門家に聞いて見たい。鐘を真下から眺めることができるが、この頑丈な鉄桟はなんだろう?落下防止のためだとすると、ホンマかいなと思ってしまう。これまた碩学の意見を待ちたい。

僕自身はこのお寺のことを何にも知らなかったが、この竜吐水の蹲?に刻まれている字は「転輪寺」であり、今のお寺の名前とは違うような気がする。このあたりも謎である。

京都新聞の記事より