かとうボーリング大会


祇園の営業部長を自認するM君に誘われて、「かとう」さんのボーリング大会に出かけた。僕自身は、年に1,2回、それもお座敷バーしか利用しない、全くいいお客ではないのだが、なぜだかお招きを受ける。総勢20名くらいで、女性が半分。その中には若い芸妓さんが4名。今年はいなかったが、着物姿の舞妓さんがボーリングするのを見ることが出来るのは、ここぐらいだろう。芸妓さんといってもみな誰かが花代を負担しているので、僕らはそう親しげに話すことは遠慮せざるを得ない。男性はほとんどがおじさんで、ボーリングがブームだった頃の世代と見受けた(僕もその一人だが)。

プレイの後は恒例のすき焼き大会。上等のお肉が出たが、同席したご夫婦のうち旦那さんの方が鍋奉行で万事美味しくお世話になった。
この女性さんは鈴子さんという、一風変わっていると評判の売れっ子芸妓である。数年前カウンターで飲んでいたとき、お座敷を終えた鈴子さん(当時は舞妓だった)が隣に坐り、好きだという「封神演義wikipediaによると中国の神怪小説)」の話を聞いたことがあった。初めて聞いた小説だったので、買って読んでみたが、三国志水滸伝とは違うけったいな話であった。仕事がoffで話し相手になってくれたのかと思っていたが、後でしっかり請求された。祇園町がそんなに甘いところではないのは知っていたはずだが、、、。今はお笑いに凝っていて、しばしM1の話題に。一番好きなのはオードリーで、しかも春日でなく若林というところがやはり変わっている。ぜひ誰かお座敷に呼んで欲しいといっていたので、関係者がいたら配慮してあげてほしい。関東出身で、洋装のときは関東弁になるやはり不思議な芸妓さんである。