となみ詰所Jan'23



東本願寺は江戸時代にたびたび火災に見舞われ焼失したが、その都度全国からの門徒の奉仕によって再建を果たした。こことなみ詰所は、文字通り越中砺波の門徒さんが奉仕に際して宿泊した宿である。

ここ以外にも本願寺周辺にはその土地の名前を関した詰所が、今でもいくつか残っている。現代では一般の客も安価で泊まれる宿として好評を得ている。

今年は親鸞聖人生誕850年と立教開宗800年の大法要が営まれるので、全国から多くの門徒衆が入洛されるだろうが、昨今快適なホテルも数多い中で果たして詰所はどれだけ賑わうのだろうか?